まることハゲル(夫)の子育てバトル日記

~まるおとめぐちゃん 旅立つ日まで~

ハゲル、ぼうず【でよかった】

こんばんは。

まるこは、ハゲル(夫、仮名)とまるお、めぐちゃんの4人家族です。

訪問してくださり、ほんとうにほんとうにありがとうございます😊

 

今日は、みんなで魚釣りに行く予定でした。

 

 

 

朝から、ハゲルがまるこに言いました。

 

 

「まるこは、ねこのふんを集めて、ゴミ出しにまとめてよ」

 

まるこは、

 

「いや。それなら、じゃんけんで決めよう」

と言いました。

 

 

 

すると、ハゲルは、

「ぼくは、いまから釣りの準備さ。

まるこには、釣りの準備はむりやろう?」

と、いばって言いました。

 

 

まるこは、しぶしぶ、

ねこのふんを集めたのでした。

 

我が家には、ねこがふんをしているので、困っていました。

 

 

 

さて、準備ができて出発です!

 

車で30分。

 

 

ところが。

 

 

たしかアジ釣りで人気な場所が

 

釣り禁止に。

 

残念

 

次行った場所。

 

「藻が多すぎて、さびきではむりや。針が、折れた」とハゲル。

 

 

困ったまるこは、

モサヒトに電話をしました。

 

 

モサヒト=まるこの父

 

 

 

モサヒトは、田んぼの様子を見に出かけていましたが、折り返して電話がかかってきました。

 

 

「やぁ、ごめん。

釣りをしようと思ってるけど、どこがいいかなぁ。」

 

 

「うーん。釣れるかどうかは、いちがいには言えへんぁ。そもそも、潮の満干のタイミングをみやないかんわ。」

 

 

 

(潮の満干などは、いまさらまるこやハゲルには、どうしようもできません。今日は、釣りをすると決めて、朝ご飯を食べて、ゴミ出しをして準備をしてから、出てきたのです。)

 

 

 

「ありがとう。」

まるこは、モサヒトにお礼を言って電話を切りました。求めている情報は、得られませんでした。

 

 

車でさらに20分。

 

やっと、ここなら釣れるかもしれません!

 

車に乗っているのにつかれためぐちゃんも

待つのにあきあきしたまるおも

元気になりました!

 

 

釣り開始です!

 

 

さびき釣り。

 

まるおが、「やりたい!やる!」

と言いました。

 

ハゲルが「ちょっと、まて!」

と言って、竿を独り占めしました。

 

(かわいそうなまるお)

 

 

めぐちゃんも「やりたい!」と言いました。

ハゲルの竿は、まるおにゆずられました。

 

まるおの竿を、めぐちゃんが取ろうとして、

もみくちゃに

取り合いっ子になりました。

 

ハゲルは、めぐちゃんの竿を準備しました。

 

 

やっと釣りを開始できた



 

 

 

5分。

 

 

まるおの糸が、大きな1本の藻に引っかかりました。

 

 

まるこが引っ張って、セーフでした。

 

 

その直後。

 

 

めぐちゃんの糸がからまりました。

 

 

ハゲルがほどきました。

 

 

開始15分

 

 

雨。

 

 

釣りは、むなしく終了となりました。

 

 

 

帰りの道中。

 

ハゲルは言いました。

 

「あーあ。ぼうずかぁ。

餌代と釣具で1700円もした。

しかも1日潰れてしまった。

くねくね道で車には酔った。

それに雨に降られた。」

 

 

 

やっぱり、

モサヒトのいうように、

潮の満干に合わせて釣りの予定を立てるしかないのでしょうか。

朝早く起きたり、夜遅くまで釣ったり。

魚がたくさん釣れる人は、

きっとそうしているのでしょう。

 

 

それにしても

たくさん釣れる人って、どんな気分なんだろう?

・・・・・まるこは想像してみました。

 

 

きっと、すっごくいい気分なんだろうな。

時刻、そして、場所。

自分の予想通りに、竿に魚が食いついてくる

そうかそうか、

食べてあげようじゃないか。と、

魚をボックスに詰め込む

海を制したような高揚感さえ

感じるものなのでしょうか?

 

 

 

まるこはもう一回、想像してみました。

もしも

もしも

ハゲルが、潮の満干を予想して

もしも

魚をたーくさん釣ったとしたら・・・

 

 

『ぼくは、

釣りまですぐにわかってしまったわ』

などと言い、

「釣りの道具の後片付けは、まるこがしといてよ。ぼくは、魚を洗うからさ」と、

きっと、今よりもえらっそうぶって指図を

するかもしれません。

 

 

考えただけで、いやな気分になりました。

 

 

 

 

「潮の満干をみて、その時間に合わせて釣りに出かけたら、釣れるのかなぁ?」

一応、聞いてみました。

 

 

 

「それは、、ムリやろ。

わしには、わしの都合があるし、

なんで魚の都合に、人間が合わせやないかんのやん」

 

ハゲルらしい回答でした。

 

 

「魚のほうこそ、ハゲルくんの都合に合わせてくれへんし、気を遣ってくれやへんよ。そんなことを言う人は、ぼうずを受け入れるしかないわ!」

 

「そうか。」

 

「ずっと、ぼうずさ」

まるこは、きっぱりと言いました。

 

 

「家に着いてから、

道具を片付けると思ったら、熱が出そうやわ」

ハゲルが、言いました。

 

 

「だんごでも買って帰ろう。」

みんなで、だんごを食べました。

 

 

ハゲル、ぼうずでよかった、と

まるこは思いました。

 

記事、長すぎたので、短く改良しました。

読んでくださり、ありがとうございました🙇