まることハゲル(夫)の子育てバトル日記

~まるおとめぐちゃん 旅立つ日まで~

ハゲルとデート、授業参観③

ハゲルとまるこは、まるおとめぐちゃんの授業参観にやってきました。

 

 

「ぼくは、3分の2くらい、まるおを見て、

めぐは、3分の1にするわ」

 

 

「わかったよ」

 

 

 

まるこが、1年生の

 

めぐちゃんの授業をすこし見てから

 

 

まるおのところにいくと、

 

 

怒り地蔵のようなハゲルが立っていました。

 

 

バンドエイドがあごに貼ってあったら、

 

 

サマにならなかったでしょうから

 

 

ほんとうによかったです。

 

 

 

「まるお、どう?」

 

まるこがきくと、

 

 

怒り地蔵が言いました。

 

 

「マスクで遊んで、なんにも授業きいてないわ、ほら、見てみ。」

 

 

 

たしかに、廊下すぐの列にいるまるおは

 

 

前こそ見ていますが、

 

 

なぜか、マスクを手にもって、

 

 

もしゃもしゃと両手でもんでいるのです。

 

 

まるこは、わかっています、

 

このモゾモゾ動く手は、

 

 

まるおにとっては、

 

 

物事に集中するための(集中できてないときの)

 

 

感覚遊び。

 

 

だから、怒っても仕方がないのですが、

 

 

ハゲルには目障りで仕方ないのです。

 

 

 

まるおは、怒り地蔵に気がついているのでしょうか。

 

 

そして、まるこに気がついているのでしょうか。

 

 

そぉ〜と近寄ると、

 

 

まるおは、

 

 

やっとまるこの存在に気がつきました!

 

 

はっとしたまるお。

 

 

察して、マスクを、引き出しにしまいました。

 

 

このモゾモゾ動く手(仮に『モゾ手』と呼びましょう)ですが、

 

 

ハゲルがイライラしてしまうのも

 

 

無理がありません。

 

 

なぜかというと、

 

この『モゾ手』、

 

 

消しゴムをこなごなにちぎってしまうとか、

 

 

シャツの袖を伸ばしきってテロテロにするだとか

 

 

座布団に漢字一文字書いてしまうだとか

 

 

 

筆箱に山の絵を書くとか

 

 

着ている体操服のチャックの周りに

 

鉛筆の先っちょを押し当てて

 

 

体操服の前面真ん中を真っ黒にしてしまうとか

 

 

ほんとうにほんとうにいろんな被害を

 

 

もたらしてきたからです。

 

 

まるおは素直でやさしいいい子。

 

 

でも、『モゾ手』のしわざには、まるこでさえ

 

イライラしてしまって、

 

 

まるおを怒るしかなく

 

 

やってきました。

 

 

あ~あ。とまるこは思いました。

 

 

この『モゾ手』についても、

ハゲルと相談して

考えを共有共感して

まるおにとっていい方法で解決していきたいのです。

 

 

でも、ハゲルに

 

「この『モゾ手』こそ、まるおが集中するために必要不可欠なもの」

 

などと言ったところで、

 

 

ハゲルは理解せず、

 

 

「手モゾモゾすんな!!」

 

と、まるおに怒るばかりなのです。

 

 

 

かわいそうなまるお。

 

 

黒板に「石川県」と書くことができたまるお。

 

とりあえずよかったです。

 

 

 

帰宅。

ほっとしたのか、疲れたのか。

まるこは、とっても身体がつらくて、

横になりました。

 

まるおも元気がなくて、おかしい。。。

 

 

かわいそうなまるお

 

37.7です

 

ふたりでよこになりました。

めぐちゃんの風邪がうつったみたいです。

 

 

ラッキーまるお、

 

すぐに横になったので

ハゲルから説教を受けずに済みました。

 

 

 

明日には復活予定です。